どろろ Complete BOX

どろろ Complete BOX 販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2005-09-21


エディターレビュー

手塚治虫の漫画を原作にした、TVアニメ・シリーズ。戦国時代。武将に仕える醍醐景光が、自らの野望を叶えるため、生まれてくる我が子の体を、48匹の魔物に捧げてしまう。生まれた子供は体の48箇所が足りず捨てられるが、百鬼丸として成長し、泥棒少年どろろと旅を続け襲い来る妖怪や死霊と戦い、体の部分を取り戻していく。
当初パイロット版はカラーで制作されたが、TV放映されたシリーズはモノクロ作品となった。これについては「予算削減のため」「あまりにもグロテスクな描写が多いため」と諸説あるが、結果的にアニメ版「どろろ」の世界観は、モノクロ映像でこそ描き得たと言えるだろう。百鬼丸のシャープなアクション、妖怪たちの不気味さ、体の部分を取り戻す百鬼丸の描写、そして人間同士が殺し合う戦国時代という背景等は、カラーではリアルすぎ、またアニメというメディアの特質から逆に嘘っぽくなる危険性もあるからだ。そんな内容にもかかわらず、「ホゲホゲタラタラ・・・」と歌詞を連呼する主題歌は、きわめてユニーク。(斉藤守彦)

おすすめ度

5点 (5点満点中)

感想

・我が愛しの名作、「どろろ」にみる理想と現実の真理!
言うまでもなく手塚治虫の名作で、戦後二十年程度しか経っていなかったという時代背景もあるのでしょう。
人間の本質という物を透徹した目で掘り下げた名作中の名作だと思います。
当時、私は毎週、欠かさず見ていました。

ストーリーは、戦国時代初頭、父の野望の犠牲となり、妖怪に体の48箇所を奪われた百鬼丸という若者が、どろろという元気な子供の泥棒と共に、自分の体を取り戻すべく、妖怪退治の旅を続けるというマンガでしたが、DVDが発売されるや、これだけは!と思い、早速、買いました。ボックスで。高かったけど、これだけは買わねばならぬ・・・と(笑)。

で、あらためて見てみて、さすがは「神様、手塚治虫作品」と・・・。
単なる子供向けのアニメに留まらず、風俗から建築様式まで時代考証は正確であり、建物の木目の一つ一つまでの丁寧さ、絶品でしたね。

オープニングでのテーマソング場面でも、民衆の蜂起とそれを鎮圧する将兵というものが描かれていましたが、そこに出てくる部隊を指揮する馬上の武士は、私には帝国陸軍将校に見えました。
おそらく、手塚翁の意識の中でもそうだったのではないでしょうか・・・。


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