リリー・フランキー PRESENTS おでんくん DVD-BOX

リリー・フランキー PRESENTS おでんくん DVD-BOX 販売元:ポニーキャニオン
発売日:2006-01-27


エディターレビュー

「なんでも知ってるつもりでも、本当は知らないことがたーくさんあるんだよ。世界のフシギやいろんなキセキ。それは、おでんたちのしわざかもしれないのです」。やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりほろ苦い、おでん鍋の中の世界。コドモもオトナもじっくり、じんわり、しみじみ。そんな胸があったかくなる『おでんくん』。それだけじゃない、第12話「ウィンナーくんちの幸福の巻」では泣けてくる。
『東京タワー』でおなじみのリリー・フランキーさんによる傑作シリーズ。コドモにとっては、かわいらしくて、親しみやすいお話として。シニカルな視点と現代風のネタのチョイスが、オトナにも十分楽しめる。「人間の目には、おでんくんたちはただのおでんにしか見えないのです」。

おすすめ度

5点 (5点満点中)

感想

・農村型構成の完成版
 作画的にはいわゆる「ヘタウマ系」・・・もっと言うと、今時ありえない位下手なんですが、驚くべき事に「作画崩れ」が全く無い。
 一般的に言われる「作画崩れ」とは、全体を通しての絵のバランスが取れなくなる状態を指します。
 ひどいのになるとAパートとBパートで身長が違ったり
 (まぁ、ネ●まとか)
 それが一切無い。
 恐らく、このパッケージを見る限りでは信じられないと思いますが作画レベルは日本トップレベルです。
 それと、シリーズ構成的にこれは「農村型構成」と言われる手法だと思われます。
 ほら、昔の農村って、村民全員が知り合いで生まれてから死ぬまで皆一緒だったでしょ?
 あのパターンを使う事を「農村型構成」と言います。
 この構成を利用する場合、当然に「皆仲良しの仲間」を演出するために高度なキャラ設定が必要になります。
 そして、見てみるに
 「いま一つもてないのび太きゃら」おでんくん
 「可愛いみんなのアイドル」たまごちゃん
 「ちょっとボケちゃってる長老」大根先生
 「もろジャイアン」ジャガー
 「お金持ち超セレブ」ウィンナー君
 その他等々、似通ったキャラが一人もいない見事なキャラ設定です。
 もう、この時点で十分以上なのですが、いわゆる「リリーフランキーワールド」
 つまりは、途中に含まれるちょっとしたアクセント的な名言が加わり、至極の逸品となっていると考えております。

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