蟲師 初回限定特装版 第四集

蟲師 初回限定特装版 第四集 販売元:マーベラス エンターテイメント
発売日:2006-07-26


エディターレビュー

生命の原生体“蟲”を調査する片目の蟲師ギンコの旅を描くTVアニメの初回限定特装版DVD第4弾。第15〜17話を収録の“其ノ陸”と、第18〜20話収録“其ノ漆”の2枚を収納。
第15話「春と嘯く」凍れる雪山に突如芽吹く緑の木々。春をうそぶく蟲に引き寄せられて眠り続ける少年。日本絵画のような春の景色が素晴らしいギンコ失態の巻。第16話「暁の蛇」記憶を食う蟲“影魂”に寄生されたさよは、行方不明の夫を探す旅に出る。記憶を失くしていくことは、果たして不幸なのか幸福なのか。第17話「虚繭取り」繭に憑く蟲の虚穴(うろあな)の中をさまよい続ける双子の姉を探す妹。双子と繭の特性を掛けた幻惑的な構成に唸らされる。第18話「山抱く衣」絵師として大成した代わりに故郷の煙を失った男の再生。ここでの蟲は害を及ぼさない。なお、この回はオープニングが従来と異なる。第19話「天辺の糸」は画コンテを大地丙太郎が担当。天空から下りて来た糸に触れて宙に消えた少女が、常人には見えない存在となって戻ってきた。光る蟲の群れと天の川を対比する画が宇宙的神秘までもたらしながら、愛の奇跡を謳う回。第20話「筆の海」は地上波放送時の最終回。禁種の蟲を体内に封じ込めた一族の子孫が、己の内の蟲を眠らせるべく蟲の話を記録し続けていく。蟲が文字となって動き出す画の秀逸な演出に感嘆。それにしても、回を重ねるごとに傑作が増えていくのが驚異的なシリーズである。

おすすめ度

5点 (5点満点中)

感想

・何度観ても、新しい発見が
もうクオリティの高さについてはさんざん言われており、今更のような気もしますが。

この作品で描かれるのは、派手で見た事もない物ではなく、
懐かしく、美しく、馴染みのある風景、道具、しぐさ。
だから逆にごまかしがききません。

雪中や山道の歩き方、ご飯のよそい方、蝶結びの仕方、筆の置き方、倒れ方、
糸の紡ぎ方、箸の使い方、松葉杖の使い方...挙げていたらきりがありませんが、
すごい地味なところまで、本当に美しく描いてくださっていて、
何度観ても「こんなところまで!」と驚きます。

テーマカラーも、後半は特に繊細な、日本の伝統色が採用されており、
色彩設計が非常に細やかに。それでいて華やか。
「蟲師空間」で毎週放送前に色名が発表されるのが、楽しみで待ちきれませんでした。

   そうそう、「蟲師空間」でリアルタイムにスタッフの方々のお話を読めたり、
   他の方の感想や、色々「蟲師的」な話題を楽しめたりしたのも新鮮でした。

これが週1回のペースで仕上げられていた事は驚異的。
どれだけ大変だったか想像もつきません。
この巻収録までで、地上波放送は終了しましたが、
少しは残り6話(BS放送分)にむけて時間が取れたでしょうか...
スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした&ありがとうございました。

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