ゲゲゲの鬼太郎1971DVD-BOX ゲゲゲBOX70's (完全予約限定生産)

ゲゲゲの鬼太郎1971DVD-BOX ゲゲゲBOX70's (完全予約限定生産) 販売元:ポニーキャニオン
発売日:2006-12-06


おすすめ度

5点 (5点満点中)

感想

・怖さの理由。
この世に生を受けてから、最も怖い妖怪アニメを1つ挙げろと言われれば、
脊髄反射で「それは1971年に放映された第2期ゲゲゲの鬼太郎である」と断言します。
「第2期ゲゲゲの鬼太郎」は深刻な問題を抱えていました。
それは原作漫画の枯渇です。粗方のエピソードは第1期で使ってしまった。
さてどうするか。
方法は2つあります。
1.鬼太郎が登場していない水木しげる先生の妖怪漫画に鬼太郎を登場させるよう脚色する。
2.鬼太郎が登場する短編エピソードを30分放映枠に当てはまるよう脚色してお話を膨らませる。

はい、ここで1つのキーワード「脚色」という言葉が登場しました。
当時の脚本家の面子が凄かった。
安藤豊弘、辻真先、雪室俊一、柴田夏余…「そうそうたる面々」とはこのことです。
これらの脚本家が命を削って心血注いで、原作に敬意を表しながら、
70年代の世相を巧みに取り込んで書いた脚本が、

人間の強欲を描いた「幸福という名の怪物」であり、
親子の価値観の違いを浮き彫りにした「地相眼」であり、
鬼太郎の無力さを描いた「隠れ里の死神」であり、
公害にまみれた東京を是とする人間のおろかさを描いた「原始さん」であり、
祟りの恐ろしさを描いた「足跡の怪」なのであります。

原作漫画を素材にしながら「言いたい事」を付加して原作漫画を越える。

これが「脚色」というものです。

「第2期ゲゲゲの鬼太郎」が「怖い」のはキチンとした理由があるのです。

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