トップをねらえ2! & トップをねらえ! 合体劇場版BOX (初回限定生産)

トップをねらえ2! & トップをねらえ! 合体劇場版BOX (初回限定生産) 販売元:バンダイビジュアル
発売日:2007-01-26


エディターレビュー

「オカエリナサイ!」元祖オタクといわれた関西の雄ガイナックス。1988年に彼らが思う存分、自分達の思いのたけをぶつけたのがオリジナルビデオアニメーション「トップをねらえ!」だった。SFへの奇妙な愛情とスポコンドラマのパロディ、ロボットと少女、永遠に流れる時間と一瞬の青春。ドジでのろまなノリコ、カズミお姉さまと熱血コーチの。ああ、不朽の名作。それから約16年後、まさしく「トップ!」のアンサーとして、21世紀のオタクに向けて作られたのが「トップ2!」だ。劇場版として95分+95分にまとめられた「1!+2!」。たくみな編集がほどこされ、物語を純粋に楽しめる。まだ、見たことのない人には入門編にうってつけ。もう見た人もまた泣ける。傑作のコンピレーション。

おすすめ度

5点 (5点満点中)

感想

・オマイラが本気でトップをねらえ!
1と2の製作時期には10余年のラグがあり、その間にはアニメ製作の技術革新・ガイナックスの立場に変化があります。
1こそ「努力と根性」が似合う作品であって笑えて泣けるマスターピースですが、2では画面の美麗さ・技術の向上
以外良い部分が見当たりません。1は製作陣が窮した結果必死になって面白さとお色気を詰め込み、その結果のオーバークオリティ
とリアリティとギャグの見事な配分がオタを熱狂させクリエーター達にもフォロワーを生みました。そしてエバがあり2の製作に取り掛かる訳です。
2もオープニングから数分は何か素敵な期待をしてしまいますが、出来上がったモノは皮肉にも1やエバが生んだフォロワー達が
作るものとそう変わらない物となってしまいました。私が2に期待していたのは新たな業界の指針となるような更なる内容の充実
であって、またメタフィクショナルな表現の虜になっているとは残念でなりません。市場に媚びなくてもいい状況なのに無意味な
パイ出し(笑えない・・萎える)・デフォルメ等は理解に苦しみます。1との継続性はラストシーンだけで良いのではないでしょうか。
1のような脚本のキレと絶妙なバランスで新次元の2が作られていたら「伝説再び・・」となったでしょう。

しかし2でのビジュアルの訴求力(実に美しいです)は平均をはるかに凌駕しているので一見の価値は勿論十分にあります。
1は時代を選ばぬ素晴らしい作品で2はファンディスクと考えれば合点がいきます。
アニメを愛する方なら是非ご覧頂きたい作品ではあります。

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