くじびきアンバランス DVD-BOX 2

くじびきアンバランス DVD-BOX  2 販売元:メディアファクトリー
発売日:2007-02-23


おすすめ度

5点 (5点満点中)

感想

・人物造型が魅力的。演出も上手い。
面白い作品には見て面白いものと始まる前から楽しみなものとあるが、「くじアン」は癒される感じが好きで放映時見たいと感じる筆頭アニメだった。「げんしけん」も気乗りのする作品だったが。キャスティングが良い。
時乃役の野中藍はこれまで特別感心したことはなかったが、素直で率直で相手に壁を作らせない押しの強い天然キャラぶりが地のように自然だった。小清水亜美の律子役は台詞が少ないぶん逆に厄介だ。秘めたものと表出されるものの相克。その意識を感じさせた。それは演出の細やかさによる所も大きく、時乃、律子、千尋の関係は 物語の大事な核で、そこに触れるエピソードは繊細で味わい深い。寡黙な律子には却って視線が注がれ、台詞下での演じる側の意識も問われる。相合い傘(4話)や誕生パーティのダンスシーン(8話)など三者の感情の交差は演出の上手さが光る。ダンスでの絡んだ指先のアップで律子の千尋への執着や躊躇いを表したり、雨に隔てられた校舎の軒先と校門までの物理的な遠さそして一つの傘の下の近さに、三人の関係を重ねて心細くなる時乃の動揺とか、言葉とは別の映像表現の中に饒舌な気持の奔流を描き込んでみせた。山田薫子役は人気急上昇中の後藤邑子。一歩間違えると喧しくなりかねないハイテンションな役作りも蓮子役の西原久美子とのコンビネーションが良いせいか上手い具合に物語にとけ込んでいた。榎本千尋や上石神井蓮子、朝霧小雪、含みのある憎まれ 役の副会長こと如月香澄、どの役作りも凡そ浮いた感じがなくていい。魅力的なキャラの中でも、毒舌家上石神 井蓮子は素直でない、でも真っ直ぐで分かりやすい可愛い人で、『舞-HiME』の遥ちゃんなんかと通じる所のある(あれほどいなせじゃなくとも)個人的に愛着の湧くキャラだった。

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